愛媛大学教育学部附属小学校が、今年、創立140周年を迎えたことを記念し、令和5年11月4日(土)、附属小学校体育館にて、創立記念式典、記念講演会及び記念音楽会を行いました。
附属小学校は、明治16年に開校した愛媛県師範学校(愛媛大学教育学部の前身)附属小学校を起源として、様々な変遷を経た後、昭和26年に現校名に改称、昭和44年には現校地の持田町に移転し、現在に至ります。
記念式典
140周年記念行事等実行委員会の藤岡聖也会長の式辞に始まった記念式典では、まず、愛媛大学の仁科弘重学長による挨拶があり、温かいお言葉をいただきました。続いて、附属小学校の喜井健太郎PTA会長の来賓紹介、安岡憲幸後援会長の記念事業目録贈呈及び田中雅人校長の挨拶がありました。その後行われた児童の言葉では、代表の6年生による附属小学校の歴史や守り継ぐべき校訓等の発表があり、最後に校歌を合唱して閉式しました。
記念講演会
記念講演会では、愛媛大学の三浦和尚名誉教授による「のびやかさ、しなやかさ」と題した講演がありました。講演では、トンボの話や校内の句碑の話、附属学校園の子どものよさなど、附属幼稚園長や附属小学校長等を歴任した三浦名誉教授ならではの「附属愛」にあふれるお話がありました。
記念音楽会
講演会後は、附属小学校OBで元劇団四季所属の慶應義塾幼稚舎の飯泉佳一教諭及び附属小学校元教諭の愛媛大学教育学部の楠俊明准教授をお招きし、記念音楽会を2部構成で開催しました。
第1部では、在校生、卒業生及び教職員による演奏やミュージカルのメドレーが行われました。第2部では、附属小学校児童有志、卒業生及び愛媛大学生とのコラボレーションによるミュージカル「美女と野獣」の発表が行われ、会場には素敵な歌声が響き、盛会のうちに終了しました。
附属小学校では、これからも、先輩方が築いてきた豊かな歴史と伝統を受け継ぎ、未来に向かって前進を続けてまいります。
<教育学部附属小学校>