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マラウイ大学長一行が仁科弘重学長を訪問しました【11月22日(水)、23日(木)】

令和5年11月22日(水)、マラウイ共和国にある本学の学術交流協定校マラウイ大学から、サムソン サジドゥ学長一行が本学の仁科弘重学長を表敬訪問しました。表敬訪問においては、まず、仁科学長が挨拶と歓迎の言葉を述べ、続いてサジドゥ学長から挨拶がありました。

愛媛大学は、2019年に、マラウイ大学チャンセラー校(当時)と大学間学術交流協定を締結しました。同年に、国際共同研究プロジェクト「世界自然遺産・マラウイ湖国立公園における貴重な自然と調和した持続可能な地域開発モデルの構築(IntNRMS)」(2020-2026年)が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)による地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)に採択され、本学SDGs推進室の佐藤哲特命教授を中心に、マラウイ大学等と連携して、このプロジェクトを進めてきました。

サジドゥ学長は、この大型共同研究プロジェクトが、本学を中心に関係機関と連携しながら順調に進んでいることへの謝意を表したうえで、今後より広い分野で両大学間の交流が進展していくことの期待を述べました。

翌23日(木)には、上記プロジェクトによる国際シンポジウム「トランスディシプリナリー・コラボレーションによる集合的アクションの共創」を、愛媛大学ひめテラス及びオンライン配信にて開催しました。シンポジウムでは、世界自然遺産であるマラウイ湖国立公園のチェンベ村を舞台に、同プロジェクトとその周辺において、超学際的なプロセスを通じて共創された、あるいは現在生まれつつある様々な集合的アクションを紹介しました。さらに、超学際的パートナーシップの中で創発した集合的アクションや内発的イノベーションを基盤とした社会・生態系システムのトランスフォーメーション・メカニズムの分析を通して、これらの事例をより広い文脈に適用可能な持続可能なコミュニティ開発モデルに統合する試みについて議論しました。

愛媛大学は、マラウイ大学との間で、今後も共同研究等の交流を一層進めていきます。

<SDGs推進室 、国際連携推進機構>