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「今治市×愛媛大学Town&Gown構想推進協議会設立記念キックオフシンポジウム」開催しました【7月29日(月)】

令和6年7月29日(月)に今治市みなと交流センターにおいて「今治市×愛媛大学Town&Gown構想推進協議会設立記念キックオフシンポジウム」を開催しました。

「Town & Gown構想」とは、Town(市)とGown(大学)が一体となって持続可能な未来のビジョンを共有し、包括的で日常的、継続的、組織的な関係を構築しながら、自治体の行政資源と大学の教育・研究資源を融合して活用することで、地域課題の解決に資する科学技術イノベーションの社会実装と人材育成のための地域共創の場を形成し、地方創生を実現する構想です。そして、同日付で本構想を推進するための「今治市×愛媛大学Town&Gown構想推進協議会」が設立されたことを記念して、本シンポジウムを開催しました。

まず、冒頭に今治市の徳永繁樹市長及び愛媛大学の仁科弘重学長から開会の挨拶がありました。その後の第1部の基調講演では、広島大学の金子慎治 理事・副学長(グローバル化担当)から「Town&Gown構想の概要と方向性」と題して大学の立場から、広島大学と東広島市が連携した多様な取組を中心に講演があり、会津若松市役所企画政策部の本島靖副参事兼スマート推進室長から「会津若松市におけるスマートシティの取組と会津大学との連携」と題して地方自治体の立場から会津大学と連携したスマートシティの実現にむけての先駆的な取組みを中心に講演がありました。

続いて、第2部のパネルディスカッションでは、Town&Gown構想推進室の若林良和室長(同協議会副会長)によるモデレートのもと徳永市長、仁科学長及び基調講演に登壇した両氏を加えて「Town&Gown構想と地域の未来」をテーマに本学と今治市との協働による地域課題解決と今治しまなみ地域の持続的発展の可能性について議論を深めました。最後に土居忠博副市長(同協議会会長)から締めくくりの挨拶があり、閉会しました。

会場・オンライン合わせて100人を超える参加者(会場・オンライン)は熱心に傾聴し、会場からは質問も寄せされました。これから「Town & Gown構想」を推進するキックオフにふさわしいとても有意義なシンポジウムとなりました。

<Town&Gown構想推進室>