お知らせ

「留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション」授業の成果発表会を開催しました【9月20日(金)】

2024年9月20日(金)、「留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション」授業の成果発表会を愛大ミューズ2階のM22教室で開催し、プログラム受講生、企業、教職員などオンライン参加も含めて、25人が参加しました。

本授業は、国際連携推進機構が実施する「愛媛の大学と企業が育てるグローバル人材育成プログラム」の一部として実施され、留学生、日本人学生、県内企業2社(山陽物産(株)、萩尾機械工業(株))、県外企業1社(大之木建設(株))の社員がチームを組み、講義やグループワーク、インターンシップを通して企業のSDGs課題の解決に向けて探求する授業です。

7~9月にかけて行われた授業では、各チームの学生が、現場でのインターンシップを通じて見つけた企業のSDGs課題について解決策を検討し、今回の成果発表会にて、その発表を行いました。

企業の方からは、「留学生の前向きさ、情熱、楽天的なところは、我々日本人が忘れていることだと、改めて気づかされた。社内も活性化し、英語の必要性を実感した」という声や、「外国人採用のハードルが下がった」との感想が寄せられました。また、学生からは、「今回のインターンシップでは、違いを受け入れるという点で人間的に大きく成長することができた。様々な国からの参加者がいたため、多様な視点から交流する貴重な機会を得ることができた」という意見や、「同じ物事に対しても考え方や感じ方が日本と海外で異なるという事を学んだ。留学生と話す中で、宗教や食事などの生活面でも日本との違いを学ぶことができた」といった声が聞かれました。

言語や文化の違いを感じながらも、それぞれの違いを理解し、尊重し、協力してグループワークや発表の準備を行ったことで、異なる文化や価値観を受け入れる大切さを学び、よりよいインターンシップになったことが伺えます。

長期間にわたりご参加くださった企業の皆さまに感謝するとともに、留プロは、今後も留学生就職支援を通じた、組織・地域の国際化と、ダイバーシティ&インクルージョンの促進に努めてまいります。

<国際連携推進機構留学生就職促進プログラム推進室>