令和6年10月2日(水)〜10月5日(土)にインドネシアで開催された「The 8th International Conference on Green Agro-Industry and Bioeconomy (IGGAB) 2024」において、SUIJIジョイントプログラムで大学院連合農学研究科が受け入れている特別聴講学生のARIEF ABDURRAKHMANさんが「最優秀論文賞」を受賞しました。
学会では、「バックプロパゲーション・ニューラルネットワークに基づく農業廃棄物バイオマスからのバイオガス生産の予測」に関する口頭発表を行いました。
受賞したアリーフさんのコメントと概要
今回の最優秀論文賞の受賞にあたり、私に学習と研究の機会を与えてくださったイスラム先生、UGAS、愛媛大学に最高の感謝と御礼を申し上げます。
国際会議で発表した論文は、持続可能な農業において非常に重要である効果的な廃棄物管理システムの導入を目的としており、バイオガスのような再生可能エネルギーへの農業廃棄物の利用はその戦略の一つです。本研究では、特にインドネシアにおけるバイオガス生産に影響を与える重要な変数を特定します。バックプロパゲーションに基づくニューラルネットワークのような機械学習手法を用いることで、正確なバイオガス予測のモデル化に役立つことを示しました。多層パーセプトロンとバックプロパゲーションアルゴリズム、特にレジリエントバックプロパゲーションを組み合わせることで、これらの予測において最適な結果を得るための強固なフレームワークが構築されます。
<大学院連合農学研究科>