令和6年9月27日(金)、サークルリーダー研修会を開催しました。本研修会は、サークルのリーダーが活動する上で必要な知識や技術を学ぶために毎年開催していますが、今年は85の団体から計167人が参加しました。今回のテーマは「サークル活動の活性化」で、チームやメンバーのモチベーションを高め、活動の活性化につなげるための方策について考えました。
Session1では、教育・学生支援機構学生支援ユニット統括の野本ひさ教授が「リスクを考える“前例踏襲、集団愚行、社会的手抜き”」をテーマに講義を行いました。参加者は、サークル内で起こりうる危機を事前に想定するために、実際にあった集団心理によるリスク事例を学びました。
Session2では、阿部光伸講師が「事例から学ぶモチベーションの維持・上げ方」として、競技かるた会、アイスホッケー部、チアリーディング部、生協学生委員会の事例発表を交え、講義を行いました。参加者は、印象に残ったことや疑問に思ったことを共有し、自分たちの活動にどのように活かせるか意見交換を行いました。
最後のSession3では、村田晋也講師が「『チームビルディング』再考」と題して、講義を行いました。講義の中で、チームワークを促進するコミュニケーションを生み出すアイディアが紹介され、参加者は、組織・チームの活性化のために、リーダーが果たすべき役割を学びました。
本研修会を振り返って、参加した学生からは「部の現状を見つめ直し、改善点を考えるいい機会になった」、「部員一人一人が意見しやすい環境を整備する必要があると思った」などの声が聞かれました。今後、参加した学生の皆さんがこの研修で習得した知識やノウハウを活かし、サークルのリーダーとして、より良いサークル運営を行ってくれることを期待しています。
<学生生活支援課>