令和6年11月16日、17日に岡山大学で開催された「2024年日本化学会中国四国支部大会岡山大会」において、⼤学院理⼯学研究科博⼠後期課程1年⽣の⼀柳累さん(学術⽀援センター所属)が「学⽣優秀発表表彰 ⼝頭発表 講演賞」を受賞しました。
発表題⽬は、「(‒)-α-フェランドレンを出発物質とした新規キラル⽩⾦ポルフィリンの合成と物性調査」で、⼤学院理⼯学研究科の森 重樹特任講師、髙瀬雅祥教授らのグループで⾏われた研究成果です。
⼀柳さんは、(‒)-α-フェランドレンを出発物質に⽤いてキラルな⽩⾦ポルフィリンの合成に成功し、新たなキラル分⼦の合成法の確⽴と新規分⼦の基礎物性の調査を⾏いました。単結晶構造解析を⽤いて新規ポルフィリンの構造を明らかにすると共に、光学特性について、理論計算の結果と合わせて考察を⾏いました。これらの研究成果および発表に対する質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。
<理工学研究科>