お知らせ

生成AI「Microsoft 365 Copilot」を全学教職員に導入

約3,000人が活用、AI活用を前提とした新たな大学運営へ

本学では、教育・研究を支える業務基盤の高度化と、AIを活用した新たな大学運営の推進に向け、令和8年度より教職員約3,000人を対象に、生成AI「 Microsoft 365 Copilot 」を全学導入しました。

近年、AI技術は急速に進展し、教育・研究分野のみならず、企業や自治体など幅広い領域で活用が進んでいます。こうした社会的潮流を踏まえ、本学では、教職員の業務効率化、教育・研究活動の支援、学生サービスの向上を目的として、いち早く全学規模での導入に踏み切り、教育機関としての先進的なデジタル環境の整備を進めています。

Microsoft 365 Copilot は、本学が利用する Microsoft 365 環境と親和性が高く、文書作成、情報整理、会議内容の要約、問い合わせ対応など、教職員の日常業務における幅広い場面で活用できることから導入を決定しました。また、教育機関に求められる情報管理やセキュリティの観点を踏まえ、既存の業務環境の中で安全かつ効率的にAIを活用できる点も重視しました。これにより、業務の効率化と質の向上が期待されるとともに、教職員はより創造的で付加価値の高い業務へ注力できる環境が整います。

さらに、本取組により、授業運営や学修支援、各種手続き対応の効率化を通じて、学生一人ひとりに対する支援の質的向上が期待され、学生生活や教育環境の充実にもつながります。本学は、学修環境の高度化を通じて、学生の主体的な学びをより一層支援していきます。

また、本学では今回の導入を契機として、単なる業務効率化にとどまらず、大学全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させます。教職員の業務プロセスや役割分担の見直しを進めるとともに、デジタル技術の積極的な利活用を通じて、教育・研究活動のさらなる高度化を目指します。

加えて、AIの活用に不可欠なAIリテラシーの育成にも力を入れます。学生および教職員を対象とした研修や支援を体系的に展開し、実践的な活用事例の蓄積を進めるとともに、その成果を地域社会へ還元することで、デジタル時代を担う人材の育成にも貢献していきます。

なお、 Microsoft 365 Copilot では、エンタープライズ データ保護のもと、入力されたプロンプトや応答、 Microsoft 365 内のデータが基盤モデルの学習に使用されないことが明示されています。本学では、こうした保護機能に加え、 Microsoft 365 に備わる高度なセキュリティおよびコンプライアンス機能も活用し、情報セキュリティポリシーに基づく適切な管理体制のもと、安全かつ安心な環境での運用を徹底していきます。

愛媛大学は、AIの利活用を通じて教育・研究基盤の高度化と大学運営の革新を進めるとともに、地域社会に貢献できる高度デジタル人材の育成と、新たな価値創出の実現を目指してまいります。

* Microsoft 、 Microsoft 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務
コーポレートソリューション事業本部長 小林 治郎 氏 からのコメント

愛媛大学様が、 Microsoft 365 Copilot を全学教職員の皆様に導入され、教育・研究基盤の高度化とAIを活用した大学運営を推進されることを、大変意義深く受け止めています。本取組は、生成AIを安全かつ実践的に活用し、教職員の業務効率化、教育・研究活動の高度化、学生支援の充実につなげる重要な一歩であると考えています。
日本マイクロソフトは、愛媛大学様との協働を通じて、信頼できるAI利活用環境の定着と、地域社会に貢献するデジタル人材の育成を支援してまいります。

問い合わせ先

愛媛大学 ICT利用教育推進室 AIタスクフォース

https://forms.cloud.microsoft/r/qKBsWDVrAr