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駐日シンガポール共和国大使が仁科学長を表敬訪問し、愛媛シンガポール協会設立30周年記念講演会・シンポジウムを開催しました【9月30日(水)】

令和8年9月30日(水)、在日シンガポール共和国大使館のオン・エンチュアン特命全権大使が、仁科弘重学長を表敬訪問しました。また、同日、愛媛シンガポール協会と本学の共催により、南加記念ホールにおいて「愛媛シンガポール協会設立30周年記念講演会・シンポジウム」を開催しました。

表敬訪問では、オン大使と仁科学長が懇談を行いました。懇談には、在日シンガポール共和国大使館からウォン・ジンハン参事官が、日本シンガポール協会から吉川惠章代表理事会長が、愛媛シンガポール協会から髙橋祐二会長、井上敬之理事が同席し、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。

表敬訪問に続き、南加記念ホールにおいて、愛媛シンガポール協会の設立30周年を記念した行事として、講演会及びシンポジウムが開催されました。

記念講演会では、オン大使が「シンガポール 日本外交関係樹立60周年にあたり」と題して講演を行いました。講演では、1965年の独立以降のシンガポールの発展の歩みや、日本との外交関係樹立以来の協力関係について紹介するとともに、AIや半導体、ヘルスケア分野などにおける近年の連携の進展について説明しました。また、今治市と同様に、シンガポールも海事産業と深い関わりを有していることに触れ、日本の海運会社や商社、造船会社など多くの企業がシンガポールに拠点を構え、海外展開を進めていることを紹介しました。さらに、令和8年3月に両国関係が戦略的パートナーシップへと発展したことや、愛媛シンガポール協会をはじめとする人と人との交流が長年にわたり両国の友好関係を支えてきたことについて述べ、今後の更なる交流と協力への期待を示しました。

続くシンポジウムでは、「様々な分野での愛媛とシンガポールの今、そしてこれから」をテーマに、仁科学長がコーディネーターを務め、オン大使がコメンテーターとして参加しました。また、シンポジストとして、三浦工業株式会社の濱谷哲郎執行役員・舶用事業ブロック長、株式会社伊予銀行の佐賀山隆取締役頭取(初代シンガポール支店長)、愛媛大学教育学部の竹下浩子准教授、吉川会長が登壇しました。

まず、濱谷執行役員は、「シンガポールとともに歩んだ17年、そして次の10年へ~舶用サービス拠点から共創パートナーへ~」と題して、シンガポールを拠点としたASEAN地域での事業展開や今後の展望について発表しました。

次に、佐賀山頭取は、「シンガポールが教えてくれたこと~支店長4年4ヶ月の経験と学び~」と題し、シンガポール支店開設の経緯や海外拠点が地域企業の海外展開支援に果たす役割について紹介しました。

続いて、竹下准教授は、「Well-beingから考えるシンガポールと日本の未来教育」と題し、OECD生徒の学習到達度調査の結果や日本の子どものWell-beingの現状を紹介した上で、将来世代を見据えた教育の在り方について言及しました。

最後に、吉川会長は、「日星60年(SJ60)~民間団体が果たす役割とその未来~」と題して、日本とシンガポールの交流を支える民間団体の役割や今後の展望について説明しました。

各発表後には、産業、教育、国際交流などの幅広い観点から活発な意見交換が行われ、参加者は愛媛とシンガポールの多様なつながりや今後の可能性について理解を深めました。

<学長室>