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投稿日:2019.06.12
新生児集中治療室で保育された早産児における腸内細菌叢の形成の遅れを確認~早産児の疾病リスクの低減へ期待~

 株式会社ヤクルト本社(社長 根岸 孝成)および愛媛大学大学院医学系研究科(研究科長 山下 政克)は、出生後に新生児集中治療室(NICU)※1で保育された早産児(在胎37週未満)と健康な正期産児(在胎37~42週)における腸内細菌叢の形成過程について調査しました。その結果、以下の3点を確認しました。

① NICUで保育された早産児は、正期産児と比較してビフィズス菌の定着が遅れること
② NICUで保育された早産児は、一部病原性を有するものが属するブドウ球菌群が多いこと
③ ビフィズス菌優勢の腸内細菌叢構成が形成されると、腸内の有機酸濃度が上昇し、pHが低下 すること

 これらの結果は、NICUで保育される早産児における腸内細菌叢の形成が、健康な正期産児とは異なることを示しています。ビフィズス菌優勢の腸内細菌叢へ早期に導くことにより腸内環境が良好に保たれ、早産児が罹患しやすい疾病リスクの低減へと繋げていくことが期待されます。本研究結果は、学術雑誌「Beneficial Microbes」(2019年6月10日付)に掲載されました。

※1新生児集中治療室(Neonatal Intensive Care Unit:NICU)
  早産で生まれた新生児、低出生体重児または何らかの疾患のある新生児を管理・治療する集中治療室です。

プレスリリース資料はこちら(PDFファイル 626KB)

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