愛媛が大好きな私は、地元で学び、地元で力を発揮したいと思い、愛媛大学に進学しました。入学式の後、サークル勧誘のたくさんの先輩達に迎え入れられ、これから始まる大学生活に心躍らせたのをよく覚えています。笑顔と活気に溢れる愛媛大学で、明るく楽しい先輩や友人と過ごした日々は私の貴重な財産となりました。そこで、私が愛媛大学で得た3つのことを紹介したいと思います。

　まず、法文学部は政治、経済、法律学など選択できる講義の幅が広く、学内にとどまらず、学外で学べる機会も多くあります。自分のやりたいことを見つけるチャンスがそこにはあり、私が税理士を目指すきっかけを与えてくれました。自分の興味がある分野を深めることができ、また新たな目標に挑戦させてくれる場所でもあります。

　次に、法文学部ではメリハリを持った学習を行うことができるため、ボート部員として部活動にも力を入れることができました。大会を目標とし、仲間とともに練習に励んだ日々はハードながらも充実したものでした。そしてやり遂げた後の達成感と爽快感は、他では得ることのできない独特の感覚で、合宿や大会を通じ最後まで諦めずやり遂げる力を身につけることができました。この経験は、今後も難しい課題に取り組む際、必ず支えとなってくれることと思います。

　そして、同じ時間を過ごし、同じ目標に向かって高めあったかけがえのない友人を得ることができました。卒業後、それぞれが別の道に進んでからも頻繁に連絡を取り合い、何でも相談できる大切な存在です。

　いつも親身に話を聴き、励まし、助言をしてくださった先生方に深く感謝を申し上げるとともに、たくさんの後輩が、愛媛大学で素晴らしい時間を過ごされることを心より祈っています。