愛媛大学農学部の魅力は、幅広い専門分野への選択肢が多いことだと思います。現在、私は森林資源学コースに分属し、森林・林業や木材について勉強していますが、入学当初は他コースを志望していました。しかし、大学での授業を通じて林学への興味が増し、更に自分のやりたいこと、好きなことが出来る場所が今のコースだということに気付きました。大学でやりたいこと、特に研究分野の選択は入ってみないとなかなか分かりません。農学部では入学してからコース分属まで期間があるため、じっくりと選択することができると思います。
　また、愛媛大学には、学生が望めば様々な体験ができる環境があります。私は1回生の頃、アルバイトとサークルを掛け持ちし、めいっぱい大学生活を楽しんでいました。2回生の夏頃には本当にやりたいことについて考えるようになり、興味のあることにチャレンジしてみようと思い、大学のサポートのもと、インドネシアの留学生と共に愛媛の農村のフィールドワークに参加しました。その中で自分に足りないものに気付かされ、もっと挑戦してみたいという思いが強くなりました。発展途上国の環境や人々に興味を持ったということもあり、3回生の長期休暇を利用して、インドネシアの農村で一ヶ月のフィールドワークに参加しました。これらの体験は、私にとって、チームで行動することの難しさと達成感、実際に現場で体験することの重要さを知る機会になりました。そして、この経験を通じて多くの仲間を得ることもできました。
　大学には、私たち学生の可能性を広げてくれる授業や活動の窓口がたくさんあり、勉強や研究におけるアドバイスだけでなく、親身になって学生生活の相談にも乗ってくださる先生方や、頑張ろうという学生を応援してくれるサポートも充実しています。是非皆さんも愛媛大学へ来て、楽しく充実した大学生活を送ってみませんか？