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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2022.07.05
子どもの心に寄り添う小学校教師になりたい!

正岡 藍理

●教育学部学校教育教員養成課程初等教育コース小学校サブコース(平成31年度入学)
●愛媛大学附属高等学校

小学校という場所、そこで培った能力・経験は、今でも私の心のよりどころになっています。学校段階が進んでも、純粋に新しいことを吸収していく面白さや同世代の仲間と切磋琢磨し合える楽しさ等を知った小学校での日々はかけがえのない宝物です。そのような宝物を下さった先生方に憧れ、小学校教師を志しています。

大学生活では教員免許状取得のため勉学に励みました。本学部では学校段階間の円滑な接続を目指し、複数免許を取得することができます。私は外国語教育における小中連携を見据えた小学校教師になるため、小学校教諭一種免許状に加え、中学校・高等学校教諭一種免許状(外国語)の取得を予定しています。また、本学部の授業は「理論と実践の往還」が意識されており、教育実習、地域連携実習、海外研修等多くの実習で実践を通した学びが保証されています。私は大学2回生のときに、西日本学生リーダーズ・スクールの「リーダーシップ・チャレンジinサイパン」に参加し、サイパンの小学生に日本の小学校をテーマに英語で授業を行いました。

また、ボランティア活動にも自発的に参加しました。教師が自分の目で見て感じた体験は、自身の成長だけでなく、児童と教師の良好な人間関係や児童の知的好奇心を刺激できる授業作りに繋がると考えています。学童保育、キャンプサポート、まちづくり活動と多岐に渡る活動に取り組んできましたが、最も印象に残っているのは、大学3回生時に「愛顔をもっと広めたい!シトラスRE・BORNアートプロジェクト」を企画・運営したことです。松山市まちづくり提案制度を利用して藤原ゼミの有志でNPOを立ち上げ、市内の小中高等学校で人権に関する出前授業を行ったり、シトラスリボンで世界地図アートを制作したりしました。「自ら気づき、考え、行動できる環境」と「地域に出向き地域と関われる環境」が整っている本学部では、地域に根差した教師になるための素質を養うことができると思います。

私は高校3年生のときに大病を患い、長期に及ぶ治療と通院を得て病に打ち克った経験があります。入院中の心の支えは、小学校教師になるという長年の夢と多くの方々からの優しさでした。現在の教育課題の一つとして、コロナ禍での自粛期間の影響も相まって、不登校、精神疾患等心の悩みを抱える児童の増加が挙げられます。心身ともに辛い時期を乗り越えた私だからこそ、不安や苦しさを抱える子どもの心に寄り添える教師になりたいと思っています。

愛媛大学教育学部で教師を目指したい皆さんは、どんな教師になりたいですか?教師像を明確にすれば、自ずと自分が進むべき道が見えてきます。あなたの理想の教師に一歩近づくために、本学部で一緒に学びましょう!

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