未来の愛大生へ

2026.07.29
挑戦が広げた私の可能性

安原 芽生

●理工学研究科(理学系)(令和8年度入学)
●徳島県立城北高等学校

私が愛媛大学理学部を選んだ理由は、1学科5教育コース3履修プログラムという柔軟なカリキュラムのもと、自分の興味や将来の目標に合わせて学べる点に魅力を感じたからです。私は化学コースの科学コミュニケーションプログラムを選択し、化学の専門知識を身に付けるとともに、地元の小学生を対象とした親子実験教室の企画・運営にも参加しました。専門知識を学ぶだけでなく、科学の面白さや魅力を分かりやすく伝える力や、人と協力して物事を進める力を身に付けることができました。また、理学部では定期的に短期留学プログラムが実施されており、国際的な視野を広げられる環境が整っていることも魅力の一つだと感じています。実際に私も3年次に約1週間ノルウェーを訪れ、現地の学生との交流や研究施設の見学を通して、異なる文化や研究環境に触れる貴重な経験をすることができました。

私は興味を持った環境化学についてさらに知識を深めたいと考え、大学院へ進学しました。現在は、二枚貝を対象とした有機フッ素化合物(PFAS)の汚染実態と生物蓄積について研究しています。さまざまな地域でサンプリングを行う機会があり、最近ではフィリピンでの調査にも参加するなど、学内だけでは得られない貴重な経験を積んでいます。研究は思い通りに進まないことも多く、試行錯誤の連続ですが、その過程で新たな知見を得られたときや、自分の仮説をデータによって裏付けることができたときには、大きな達成感と研究の面白さを実感しています。

高校生の頃の私は、自分の将来や本当にやりたいことがまだ明確ではありませんでした。しかし、愛媛大学では講義だけでなく、さまざまなことに挑戦できる環境があります。そうした経験を通して、自分の興味や将来の目標を見つけることができました。高校生の皆さんも、ぜひ興味を持ったことに積極的に挑戦し、自分の可能性を広げてください。

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