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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2023.02.17
真の「白衣の天使」を目指して

西尾 香音

●医学部 看護学科(平成31年度入学)
●愛媛県立松山西中等教育学校

私は生まれも育ちも愛媛県であることもあり、この土地に強い愛着があります。そのため愛媛県唯一の国立大学であり、地域に根ざしたプログラムで人材育成を行う愛媛大学に進学を決めました。

愛媛大学の看護学科では愛媛県の三次医療を担い、特定機能病院でもある愛大附属病院で実習ができるため、大学病院ならではの多様な疾患をお持ちの患者さんとかかわり、実践に活かせる学習を積み重ねる機会を数多く経験できたと思います。さらに、看護学科としては珍しい解剖実習にも参加ができるので、看護の対象である「人」の身体について直接自分の目で見ながら学びを深めることができます。解剖実習には同キャンパス内の医学科の学生が一緒についてくれて分からないことをたくさん教えてくれます。これらは他の学校にはない魅力だと思っています。

看護の醍醐味の一つにはいろんな人との「出会い」があります。私自身も先生、先輩、クラスメイト、患者さん、実習先での看護師さんを含む指導者の方々など、4年間で本当にたくさんの人に出会い、時には自分の価値観を変えるほどの出会いも経験しました。看護に限らず、大学での出会いは一生モノになるので、一つ一つの出会いを大切にしながら日々を過ごしてほしいと思います。

そして最後に、大学は高校までの教育と違って自主性・自律性が重要です。同じ大学・学部に居ても、4年間で得られる成果には個人差が出ます。大学生活をいかに実りあるものにできるか、が大切でそれは個人の責任になります。受け身の学習ではなく、意欲的・積極的に学ぶ姿勢が大切です。

「クリミヤの天使」と呼ばれた看護師の祖、フローレンス・ナイチンゲールの言葉にこのようなものがあります。「あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。」自分の目的・目標を見失うことなく、自ら進んでさらなる高みを目指して、ぜひこの愛媛大学で研鑽を積んでください!

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