未来の愛大生へ

2023.08.02
愛媛大学で一緒に数学をしましょう!!

尾國 新一 教授

●大学院理工学研究科
●数学(特に幾何学)

皆さん、はじめまして。数学、特に幾何学(きかがく)を専門に研究をしている尾國新一と申します。愛媛大学において、数学・数理情報の教育に携わらせていただいています。実際、理学部の数学・数理情報コースの学生や、それに続く大学院理工学研究科の数理情報プログラムの学生に対する、講義や演習、および、研究を行うゼミを担当しています。ここでは、ゼミのこと、より具体的に私のゼミのことを中心に書いてみたいと思います。百聞は一見に如かずで、まずは写真をご覧ください。写っている人物はゼミ生と私ですが、ゼミ生が書いた(描いた?)黒板を背景に撮影されたものです。幾何学は、ざっくり言って“図形”を扱う数学になります。“図形”といっても様々で、こんなのが数学で扱える“図形”なのかと不思議に思うものから、もはや絵すら描けないものまで、何でもかんでも“図形”と思って研究すれば、それは幾何学だといっても良いと個人的には思っています(少し言い過ぎかもしれませんが・・・)。さて、私のゼミでは、ときに謎な絵を黒板に描き、それを見ながらいろいろと数学の言葉で議論し、理解を深めていきます。学生は大学に入ってから、幾何学だけでなく、様々な数学をじっくりと学びます。そんな学生がそれらを土台にオリジナリティーを発揮し研究を進めていける、そういうゼミとなるように心がけています。数学を学び、研究し、楽しんでみたい方がおられましたら、ぜひ、愛媛大学で一緒に数学をしましょう!!

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