私は生まれ育った愛媛県で教員になりたいと思い、愛媛大学教育学部に進学しました。現在は、「自分たちの住む社会をより良くしたい！」と考え行動できる子どもの育成を目指した社会科授業のあり方について勉強しています。今回は、これまでの大学生活4年間を振り返って、「愛媛大学教育学部に進学して良かった！」と感じたことを二点紹介します。

まず一点目は、様々な学びの場がある点です。教育学部では、3回生の時に、附属学校園や松山市の公立学校での実習の他に、松山市を飛び出して授業実践をすることができる機会があります。私も3回生の時に、宇和島市で中高校生を対象に授業を行った他、現在は市内の公立小学校でICTサポート実習というICT活用のサポートに特化した実習を行っています。また、実践の場だけではなくより良い授業づくりについて他大学の学生や留学生と学ぶことができる場も多くあり、自分の学びや考えを深めることができます。

次に二点目は、「教員になりたい！」という熱意を持った人たちが多くいる点です。1～2回生の時は、コロナ禍でなかなか交流できずにいましたが、3回生から本格的な対面での授業が再開されると、熱意ある仲間とともに自分たちの作った授業を見せ合って「良い授業とは何だろう」とテーマについて楽しく議論を行いました。一緒に授業を作る時間は、自分の力を更に高めるためにとても大切なものだということを実感することができました。

ここまで、愛媛大学教育学部の魅力を紹介してきました。大学生活では、自分自身で教師としての資質を高める機会を探して見つけ、参加しなければ学ぶ面白さを感じることができません。進学前の時点で「自分は何を学びたくて何がしたいか」をしっかり考えたり、大学の先生や大学生に直接会って話を聞いたりすることが、より良い進路選択につながり、充実した大学生活を送ることができると考えます。「教員になりたい！」という強い熱意のある方は是非、愛媛大学教育学部に来てください！