グローバリゼーションは、貿易・テクノロジー・コミュニケーションを通じて世界をつなぎ、日本での英語教育や英語学習にも影響を与えています。文法・語彙・発音に重点を置いた教育から、コミュニケーションツールとしての英語教育へのシフトは、英語力が雇用市場においていかに重要なスキルであるかを示しています。 また、映画や音楽・インターネットを通してのビデオゲームなど英語に触れる機会が増えたことは、日本人が国内にいながら英語を使う機会が増えたことを物語っています。

しかし、「英語が生活の中で重要とは思えない」「英語を使ってコミュニケーションを取ることに抵抗がある」と言う若者も少なくありません。あなたもその一人でしょうか？そうだとしても何も問題ありません。私の仕事は、異なる言語でのコミュニケーションは楽しく面白いものだと皆さんに体感してもらうことです。

愛媛大学での授業は、4技能（話す・聞く・書く・読む）に基点を置いています。授業を通し自身や自国文化に対する理解を深め、学生時代そして実社会に出てからの人生経験を豊かなものにしていただきたいです。英語や新しい言語を学び続けることで多角的な方法や視点が見え、創造性が高まります。皆さんには今日の世界や市場において肝要な能力である問題解決能力やマルチタスク能力を身につけていただきたいです。

私は、「英語を勉強する動機付け」を研究しています。外国語を学ぶことは、人々とコミュニケーションを取り、人とつながる方法を学ぶことです。多くの学生は新たな人と出会い、互いに友情を育むことができるスピーキングコースが大好きです。もちろん、それは世界中の多様な国の人達との出会いへと広がっていきます。愛媛大学教員はチームとして、皆さんが未来のリーダーとなり地域社会に積極的に貢献するために、学生間でイノベーションを促進する効果的な方策を見出すという課題に取り組んでいます。

All I want to say is, “We give you a warm welcome!”