新入生を迎える校舎
平成28年4月8日（金）、附属高等学校体育館で、平成27年度入学式及び対面式を挙行し、新入生120名(附属高等学校9期生)が入学しました。
入学式では、吹奏楽部の演奏にあわせて新入生が入場しました。各新入生の胸には、本校の授業で丹念に育てた花を活用して、在校生や保護者の方々によって一つひとつ丁寧に作られたコサージュが添えられました。
新入生代表 中内さん
国歌斉唱の後、クラス担任の教諭から名前を読み上げられた新入生が、一人ずつ力強く返事をして起立しました。その後、新入生を代表して1年2組の中内亜美さんが、「新しい学びの場へ今まさに飛び込む私たちの心は、期待と興奮でいっぱいです。本校では、高校生のときから愛媛大学の先生方の講義を受講できる貴重な機会に恵まれている等、総合学科独自の特色あるカリキュラムが充実しています。これらの学習活動は、自分の将来、夢を色鮮やかに描き、それらを叶えるための貴重な体験となるでしょう。常に三年後、十年後の自分を想像しながら、輝く未来のため、有意義な高校生活を送ることを決意しております。様々な学習活動を通して、人として大きく成長し、将来社会に貢献できる人となれるよう、日々、努力を重ねてまいります。」と宣誓しました。
続いて、浅井英典校長から「本校では、愛媛大学で開講される授業を大学生と一緒に受講すること、少人数グループで大学で指導を受けて研究を行うこと、一人ひとりが大学の先生方の指導を直接受けて個別に研究を進めること、海外の同年代の人たちと英語などで交流し、実際に海外研修を行う等、本校独自の特色ある学習機会が用意されています。確かな学力を身につけつつ、この様な学びに前向きに取り組み、真剣に考えることによって、次第に将来に向けた進むべき道を見通すことができるものと確信しています。教職員一同、精一杯の支援をします。皆さんが大きく成長することを期待しています。」と式辞がありました。
引き続き、三浦和尚副学長から「本日、皆さんの出発を祝うにふさわしい姿を見せてくれている桜。この桜をみなさんに例えれば、エネルギーを蓄え今にも咲き出そうとするつぼみの状態と言えるのではないでしょうか。これからの高校時代、皆さんが美しく花開いていく姿が想像されます。ただ、『葉桜』『桜の実』『桜紅葉』等の季語があるように、桜の存在価値は春の花だけではありません。高校時代、精一杯自分の花を咲かせることができれば、その後の『葉桜』も『桜の実』も、さらには『桜紅葉』も美しい姿を見せることでしょう。人生のそのときそのとき、美しい姿を見せることができるよう、この高校三年間、きちんと勉強し、しっかり考え、よい経験をつんで、それぞれの美しい花を咲かせてほしいと思います。」と挨拶がありました。
入学式の後、附属高等学校恒例の対面式を実施しました。新入生及び在校生がお互いに向かい合い、新入生代表の山本菜々華さんが在校生に対し、入学に際しての決意を表明しました。これを受けて、在校生代表の松久大輝さんが歓迎の言葉を述べました。
-
- 新入生代表 山本さんの在校生への挨拶
-
- 在校生代表 松久さんの新入生への挨拶