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重要なお知らせ

お知らせ

医学部附属病院DPATが地震による医療支援のため熊本県で活動を行っています

 熊本県で発生した地震による災害支援のため、当院では様々な活動を行っています。
 4月16日(土)に派遣された愛媛大学医学部附属病院DMAT(災害派遣医療チーム)に続き、5月6日(金)、愛媛大学医学部附属病院DPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team:災害派遣精神医療チーム、以下「愛大DPAT」)が、被災住民の心のケアを行うため熊本に出発しました。
 愛大DPAT(第1班)は、精神科医師・看護師ら4人で編成されたチームです。地震発生から約1か月が経過し、ストレスを感じている被災者の心のケアがより重要になっています。愛大DPATは、精神科医療の提供をはじめ、被災地域の精神保健医療ニーズの把握や各種関係機関と連携して、マネージメントを行いました。1週間現地での医療支援を実施し、5月12日(木)に帰院しました。田渕典子副病院長をはじめとする約50人の関係者が出迎え、労いの言葉をかけました。愛大DPATの越智紳一郎医師から、「熊本の復旧は進んではいますが、いまだ多くの避難者がストレスを抱えており、心のケアは重要だと感じました」と報告がありました。
 現在は、愛大DPATの第2班が熊本で医療支援を行っており、5月19日まで活動予定です。今後も当院では被災地の状況を注視しながら、可能な限り支援を行っていきます。