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令和2年度附属高等学校卒業式を挙行しました【3月1日(月)】

 令和2年3月1日(月)、附属高等学校で令和2年度卒業式を挙行しました。

 今年度の卒業式はコロナ禍の中、例年とは違う形式で行うこととなりました。会場準備と並行して消毒を行い、ご出席される保護者の方には前もって継続して健康観察をしていただきました。また、1・2年生はそれぞれの教室で配信された映像を見る形式とし、校歌は斉唱ではなく録音した合唱を流しました。

 そのような中、隅⽥学附属⾼等学校⻑から、卒業する第11期⽣114⼈の代表者へ、卒業証書が授与されました。

 隅田校長は式辞で、「コロナ禍でやりきれない気持ちを抱えたこともあったと思いますが、運動会や課題研究発表会で創意工夫をし、その成果は大きかったです。皆さんがよりよい社会の担い手として、健康で幸せな、希望に満ちた未来を築くことを祈念します」と述べました。

 引き続き、愛媛大学の三浦和尚副学長から、「夢を持つということは大事ですが、夢は目標というよりも人生の目的につながる価値のあるものであって欲しいと思います。価値ある目的に裏打ちされた夢であれば、それが実現しなくても自分の中に納得されるものが生まれるはずです」と力強い祝辞がありました。

 また、木村久美子PTA会長からは、「皆さんの年齢が私たち親としての歴史です。皆さんの成長とともに親として成長させていただきました。皆さん一人一人が私たちにとってかけがえのない宝物です」と、思いを込めた祝辞がありました。

 在校生を代表して、生徒会長の古屋友我さんから、「部活動も、学校行事も、当たり前の日常も、多くのものが奪われ、誰よりも悔しいはずの先輩方が、いつも笑顔で私たちを励まし支え続けてくれました」と感謝の送辞がありました。続いて、卒業生代表の布こころさんが、「コロナ禍で打ちひしがれた時に励ましてくれたのは、切磋琢磨し合った友人でした」と、海外研修で出会った友人へは英語で、また、教員・在校生・保護者の皆さんへも感謝の思いを伝える答辞を述べました。

 卒業生は、附属高校で育てた花で保護者らが作ったコサージュを胸につけ、3年間を振り返り、涙する場面もありました。新しい生活様式の卒業式を終え、それぞれの進路へと旅立っていきました。

<附属高等学校>