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法文学部4回生西森千恵さんが、砥部焼まつり大使に!

 法文学部4回生の西森千恵さんが、「砥部焼まつり大使」に任命されました。
 平成18年2月27日(月)、大使に任命された西森さんが、任命書と副賞として贈呈された砥部焼を手に、学長室へ報告に訪れました。
 小松学長のご家族が砥部焼を作っていることもあり、砥部焼の原料や焼き方、歴史などの話で盛り上がりました。
 「砥部焼まつり大使」は、今年で2回目で、25人の応募の中から2人が選ばれました。
 大使の主な活動は、4月15日(土)、16日(日)砥部町で開催される砥部焼まつりを、県内外にPRすることです。現在は、PR活動に向け研修や砥部焼作りの体験を行っています。本格的なPR活動は、3月から。

 

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 平成18年2月27日(月)「砥部焼まつり大使」に任命された西森千恵さんが、小松学長に大使任命の報告に来ました。今年で2回目となる大使の役目は、砥部焼を県内外へPRし、4月15日、16日に開催される砥部焼まつりへの参加を呼びかける活動を主に行います。現在は、砥部焼の歴史や立ち居振舞いの研修、ろくろや絵付けの体験など、PR活動へ向けて様々なことに取り組んでいるようです。西森さんに今の心境などを聞いてみました。

応募したきっかけは何ですか?

 1回目の砥部焼まつり大使に友人が任命されていたので、私もやってみたいと思って応募しました。小学生の頃、砥部焼のペンギンのバッジを買ったり、お皿に花の絵付けをしたことはありましたが、隣の町にも関わらず、砥部焼について知らないことが多かったので、地元の特産品の良さについても考えてみたいと思って。

大使になって約1ヶ月ですが?

 この1ヶ月は、研修や体験を主に行いました。PRするからには、まずは自分が知ることが重要ですから!砥部焼の歴史から実際に作ることまで。昔の砥部焼の窯は登り窯で、大量の木が必要だったそうで、数回で家がつぶれてしまうと言われるほどお金が掛かっていたそうです。それでも、今まで伝わっていることが、すごいですね。ロクロも回しましたが、これがまた大変で、すごく力がいりました。何度も失敗しましたが、何とかどんぶりくらいの大きさの器ができました。絵付けもしたかったんですが、残念ながら、時間が足りなくて…。

現在4回生でもうすぐ卒業ですが、大学生活はどうでしたか?

 3回生のとき、ドイツへ研修に行きました。ドイツでの体験は、いい刺激になりましたよ。ドイツでは、ほとんどのお店が8時に閉まります。家族との時間を過ごすために早くお店を閉めるそうです。他にも、太陽電池を積極的に利用したり、ゴミの分別を細かく分けていたりと環境問題への取組みが盛んでした。日本が発展の過程で無くしてしまったものが、ドイツにはあるような気がしました。
  卒業論文は、見出し語について研究しました。最近の日本語は、カタカナが多いですよね。カタカナ表記の方がかっこよくて、単純なので、よく利用されているようですが、安易な方に流れたり、モラルがなくなったりと言葉だけではなく、最近の日本全体について言えることなのかなと、感じました。

今後の予定は?

 今は、砥部焼まつり大使を一生懸命することを考えています。大学でジェンダー(歴史的・文化的・社会的に形成される男女の差異)について学んで、どこに就職するか、自分がやりたいことは何なのかなど考えて、若いときにしかできないことに挑戦してみようと思いました。やりたいことはありますが、今は大使に全力投球!将来は、そこで得たものを生かせるような職業に就けたらと思います。

最後に砥部焼まつり大使の抱負をお願いします。

 私がいろいろ体験したように、みなさんにも体験してもらいたいです。陶芸は敷居が高いように思われがちですが、実際やってみるとそんなことはなく、気軽にチャレンジしてもらいたいですね。そうできるよう、敷居をなくすのが私の役割だと思いますので、精一杯頑張ります!

生き生きと語ってくれた笑顔の素敵な西森さんでした。

【広報室 尾崎】

広報室