去る１２月２日(木)、３日(金)の両日、本学教育学部において、平成１６年度日本教育大学協会四国地区研究集会「愛媛集会」の研究発表とシンポジウムが行われました。四国地区の教員養成大学・学部から多数の参加を得て盛会裏に終了しました。
１日目の研究発表は教育系大学・学部ならではの課題が設定され、また附属学校においても切実な教育課題が報告されました。
２日目は「教育実践力を持つ教員の養成にどう取り組むか」というテーマでシンポジウムが開かれ、これらの報告は、結果として、教員養成における教育実践力の養成について、授業の改善、カリキュラムの改善、リーダーシップ等教師の資質の育成、キャリア教育としての取り組みといった多様な視点を提示し、これから進めるべき実践力養成の全体像を見通すとともに、当面着手すべき課題を明らかにしました。
教育学部長の開会挨拶
シンポジウムでの質疑応答
（研究発表）
○教職希望学生として生き方教育を問い直すことを促す指導法改善の試み （高知大学） 田沼 茂紀
○授業改善のための多面的取り組み （鳴門教育大学） 小野 功生
○子どもメディア開発 （香川大学） 時岡 晴美
○地域との連携による国際理解学習プログラム開発 （愛媛大学） 鴛原 進
○自閉症の児童生徒のための指導プログラムの開発 （鳴門教育大学附属養護学校） 猪子 秀太郎
○才能の伸長を図るカリキュラム （香川大学附属高松小学校） 藤井 浩史
○道徳性の芽生えを培う援助と環境構成のあり方 （高知大学附属幼稚園） 谷脇 のぞみ
○評価を生かした授業改善の方法の研究 （愛媛大学附属小学校） 越智 文明
（シンポジウム）
○社会科実践力を育成する教科教育法の展開 （鳴門教育大学） 梅津 正美
○教員志望学生に対するキャリア教育のあり方について （香川大学） 阪根 健二
○高知大学教育学部における教育実践力を持つ教員養成の取り組み （高知大学） 藤田 尚文
○教育実践力の向上を目指すカリキュラム再構築の議論 （愛媛大学） 山崎 哲司
教育学部 総務チーム