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大学院医学系研究科の越智俊元助教が日本血液学会国際シンポジウムで「Best Oral Presentation Award」を受賞しました

 平成28年5月13(金)~14日(土)に、兵庫県淡路市の淡路夢舞台で開催された第7回日本血液学会国際シンポジウムで、大学院医学系研究科血液・免疫・感染症内科学講座の越智俊元助教が「Best Oral Presentation Award」を受賞しました。
 日本血液学会国際シンポジウムは、国内外から多くの血液学研究者が集い、血液学における基礎ならびに臨床研究成果について熱く議論するシンポジウムです。越智助教は、「Manipulation of T-cell Reactivity to Self and Non-self HLA Molecules by Exploiting TCR Chain Centricity (日本語名:TCR鎖中心性を応用したがん特異的T細胞応答性の適正化)」の演題で口頭発表を行い、優秀賞に選ばれました。発表内容は、がんに対する新たな免疫遺伝子治療の開発に関する研究で、免疫系によるがん細胞の認識機構を明らかにするもので、副作用の危険性を減らしつつ、かつ効果的にがん細胞を排除するための免疫療法開発に結びつく成果として高く評価されました。
 今後は、更なる研究推進を図るとともに、世界に向けて成果を発信することとしています。

授与されたトロフィー

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