平成１８年１１月１３日（月）、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二先生を愛媛大学客員教授としてお招きしたことを記念して講演会を開催しました。
小松学長の挨拶の後、中村先生から「青色発光ダイオードの開発秘話」と題してご講演をいただきました。厳しい研究環境の中、発光ダイオードの材料としては適切ではないと考えられていた窒化物系材料を用いて、発光デバイスの研究開発に取り組み、１９９３年に青色、１９９５年に緑色の高輝度発光ダイオードの製品化に世界で初めて成功した際の苦労話などをユーモアを交えて話されました。また、ご自身の受験勉強、大学生活の体験とともに、日本の教育問題、日本とアメリカの大学院教育や司法制度の違いについて率直な意見を述べられました。
講演会は、一般の方々や学生など２８０人が参加し、質疑応答では活発な意見交換がありました。午後は、理系の大学生・大学院生１５０人を対象とした特別講義「青色発光デバイスの進展と応用」を開催しました。
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- 講演する中村先生
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- 講演会の様子
経営企画課