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第5回4大学間「学生の自主的・実践的研究プロジェクト」研究成果発表会で「最優秀賞」を受賞

 平成19年3月2日(金)に、島根大学で開催された「第5回 島根・山口・愛媛・高知4大学間学生の自主的・実践的研究プロジェクト」研究成果発表会において、本学からは2組のプロジェクトグループが成果発表を行い、このうち、西野まどかさん(法文学部3年)らによる取組の発表が、「最優秀賞」を受賞しました。
 「4大学間学生の自主的・実践的研究プロジェクト」は、学生自らがプロジェクト内容を企画し、積極的に地域の問題について研究を行うもので、島根大学、山口大学、高知大学と共同で実施している事業です。今回、昨年5月にプロジェクトが採択されてからの約8か月間に渡る研究内容について発表が行われ、その成果が評価されたものです。

プロジェクトメンバー(西野さん)のコメント
 今回のプロジェクトでは、学生が実際に生きた地域づくりに関わることにより、大学だけでは学べない地域づくりについての意義・意味を理解することができました。今後も学生の立場からまちづくりに積極的に関わっていきたいと思います。

指導教員(藤目先生)のコメント
 フィールドワークは、地域に出向いて、バーチャルではない生きた地域に関わって学ぶことに本当の意味がある。今回のプロジェクトは、長田地区住民との協働のまちづくりの生きた実践であり、「最優秀賞」の受賞もこの点が高く評価されたものと思う。これからも「書を携えてまちに出よう」をモットーに地域から謙虚に学んでほしい。

 また、今回受賞したプロジェクトメンバーとその指導教員である法文学部藤目節夫教授は、3月13日(火)学長室を訪れ、小松学長に報告を行いました。

 

■プロジェクト名
 「愛媛県内子町における暮らしの文化とまちづくり—データベース化と情報発信—」
■プロジェクト内容
 過疎化と高齢化により地域の活力に翳りの見られる内子町長田地区において、地域住民と協働で地元学の手法による地域文化・資源の発掘・再評価を実施した。更には、GIS(地理情報システム)などを活用したデータベース化と情報発信を行なうとともに、地域文化・資源を活かした地域活性化のイベント(食の文化祭)を地域住民と協働で実施した。この一連の活動を通して、中山間地域におけるまちづくりの意義や意味をより深く理解できたとともに、まちづくりにおいて学生が一定の役割を果たすことが可能なことを発見することができた。

■プロジェクトメンバー(グループ名:UNISON)
 西野 まどか、明 安菜、今岡 祐輔、神野 泰治、杉野 弘明、高橋 早紀、松田 美沙貴、村上 歌織、森 健一(法文学部人文学科)
 杉村 仁(法文学研究科人文科学専攻)

教育学生支援部教務課