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第3回環境先端技術セミナー「環境とエネルギー〜サツマイモバイオエタノール〜」を開催

平成21年4月15日(水)、第3回環境先端技術セミナー「環境とエネルギー〜サツマイモバイオエタノール〜」を農学部環境産業研究施設(三浦記念館)にて開催しました。

 今回のセミナーでは、津野幸人愛媛大学客員教授による「甘藷の物質生産特性から見た収量限界の向上−特に温暖化傾向下での水稲栽培との比較−」、森田昌敏愛媛大学農学部教授・環境先端技術センター長による「サツマイモからのバイオエタノール生産について」と題した講演を行い、その後「サツマイモバイオエタノールの事業性」についてディスカッションを行いました。

 津野客員教授は、「わが国でのバイオエタノール原料としては、水稲よりも甘藷が優れていると考えられているが、甘藷の栽培に当たっては徹底した省力化が望まれ、育苗費の軽減が重要課題である。この解決には、新技術『甘藷の切片栽培の機械化の研究』の推進が期待される」と強調しました。また、森田環境先端技術センター長は、「サツマイモからのバイオエタノール生産を通じて南予地域の活性化に貢献するプロジェクト計画の報告から、国の支援が得られれば、民間事業化が可能ではないか」との提言がありました。