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愛大GP「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業「伝統の継承と化学のおもしろさ開発チーム」が『化学コミュニケーション賞2014』を受賞しました

block_66338_01_M 平成27年3月18日(水)、愛大GP伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成事業の「伝統の継承と化学のおもしろさ開発チーム」が、一般社団法人日本化学連合の『化学コミュニケーション賞2014』を受賞しました。
 伝統の継承と化学のおもしろさ開発チームは、伝統文化と化学技術の関わりを学びながら、伝統と現代(化学技術)、地域と世界について考える活動をしています。活動では、藍染め1(酸化還元染料)と化学、甘酒造り(生物発酵)と化学など、伝統と化学技術から「世界規模で考えながら地域で活動する」試みを行ってきました。 今回の化学コミュケーション賞2014は、一般社団法人日本化学連合2主催の賞で、日本において化学・化学技術に関連する啓発・普及活動を通じて、化学・化学技術に対する社会の理解を深めることに貢献している個人および団体を対象としています。
 本事業の詳細は、本学広報誌「ドット・イーフォリオ」第4号、愛媛大学発産業界行広報誌「愛媛ジャーナル」5月号(予定)に掲載されています。

※1.藍染めについて
 藍は「Japan Blue」ともよばれ、日本を代表する色です。近代に至るまで藍作農家が藍玉をつくり、藍玉問屋が仕入れて調色して品質を保ち、それを使って紺屋が染めるという藍染めの産業は、一大システムとして日本全国で行われてきました。愛媛県では、約200年前に温泉郡今出の鍵谷カナに端を発する「伊予絣」という藍染め織物の伝統があります。

※2.日本化学連合について
 化学に関する国内17学会の連合学会で、化学系学協会が積極的に協力・連携して、化学及び化学技術の新しいビジョンを構築し、また化学者コミュニティーの発言力増強を図ることを目標として設立されました。日本化学会のみでも、会員数4万人を数える日本の化学界を代表する超巨大学会です。