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愛媛大学-鹿児島大学宇宙物理および天文学教育・研究連携記念講演会を開催しました【7月7日(日)】

 平成25年7月7日(日)、総合情報メディアセンターメディアホールで、愛媛大学-鹿児島大学宇宙物理および天文学教育・研究連携記念講演会を開催しました。

 本学宇宙進化研究センター・大学院理工学研究科(理学系)・理学部は、宇宙物理学および天文学分野の教育と研究をより充実させるため、平成22年3月に鹿児島大学大学院理工学研究科・同大学理学部と連携協定を結びました。今回の講演会は、平成23年7月開催の連携記念シンポジウムに引き続き、連携記念の催しとして2回目となります。
 また、毎年この時期には、日本天文学会全国同時七夕講演会のイベントの一つとして、宇宙進化研究センターで七夕講演会を開催しており、今回は連携記念講演会と併せての開催となりました。
 block_52170_01_m講演会は、柳澤康信学長の挨拶の後、宇宙進化研究センターの鍛冶澤賢助教が「銀河ってなんだ?」のテーマで講演し、銀河とはどのようなものかをいろいろな銀河の画像を交えながら解説するとともに、銀河の昔の姿を調べるために非常に遠くの銀河を観測する研究の最先端について紹介しました。
 続いて、鹿児島大学大学院理工学研究科の今井裕准教授は「天の川ってなんだ?」をテーマに、天の川銀河について過去400年間どのように理解が進んできたのかという歴史を説明し、さらに、電波望遠鏡を使って電波星の方角と距離を正確に測ることによって天の川銀河の詳しい様子を調べた最新の研究結果について紹介しました。また、今年の後半に天の川銀河の中心で起こると期待されている爆発現象について、興味深いお話もありました。
 講演後には多数質問が寄せられ、約150人の参加者は、講師の話に遥か宇宙へ想いを巡らせ、今年の七夕講演も盛況のうちに終了しました。

<宇宙進化研究センター>