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インドネシア共和国ゴロンタロ州・ゴロンタロ大学3者間の覚書を締結しました【11月17日(木)】

 平成28年11月17日(木)、「ゴロンタロ州とゴロンタロ大学、愛媛大学との三者連携による共同研究及び人材育成に関する覚書」を締結しました。

 本学は、ゴロンタロ大学と2007年3月に学術交流協定を締結し、研究員の派遣や書籍の寄贈等、教育環境の充実に向けた支援をしてきました。2013年5月には、本学と北ゴロンタロ県、ゴロンタロ大学の三者連携による共同研究及び人材育成のための覚書を調印しました。2016年6月に社会共創学部の榊原正幸教授がゴロンタロ州を訪問した際に、ゴロンタロ州知事からこれまでの連携を更に発展させたいとの要請があり、今回の覚書締結の運びとなりました。

 締結式には、インドネシアからは、ゴロンタロ州知事代理としてゴロンタロ市マルテン・タハ市長、ゴロンタロ大学シャムス・カマル・バドゥ学長他10人が出席し、本学からは、大橋裕一学長を始め、安川正貴副学長、西村勝志社会共創学部長他3人が出席しました。
 まず、覚書に三者が署名した後、それぞれ挨拶がありました。大橋学長は、11月初めに現地で発生した洪水災害に対するお見舞いの言葉の後、「本学とゴロンタロ大学の学生が、ゴロンタロ州が抱える深刻な環境破壊、貧困問題、教育等の課題に対して、協働でその解決策の実施に取り組むことで発展を目指すと共に、両大学の学生をグローバル人材として育成していきたい。両地域間の産官学交流の進展に寄与していきたい。」と抱負を述べました。続いて、ゴロンタロ州知事代理のゴロンタロ市マルテン・タハ市長から、「研究・教育の分野で協力が進むことは大変ありがたい。」と挨拶があり、ゴロンタロ大学シャムス・カマル・バドゥ学長から、「研究の他、地域づくりや環境の面でも協力が進むことを期待している。」と挨拶がありました。
 記念品贈呈では、ゴロンタロ州から、結婚式の際の新郎新婦の民族衣装が贈られるなど、和やかな雰囲気で締結式を終えました。

 ゴロンタロ州一行は、11月16日(水)~19日(土)の滞在期間中、インドネシアからの留学生や愛媛・インドネシア友好協会会員、社会共創学部教職員との交流、愛媛県副知事表敬訪問、井関農機株式会社・ヤマキ株式会社・愛媛トヨタ自動車株式会社の見学等と産官学の機関と積極的に交流し、今後の連携の基盤を築いていました。
 ボネボランゴ県ハミム・ポウ県知事から、「非常に有意義な訪問であり、今後、さらに愛媛大学との交流を深めていきたい」との言葉がありました。
 本学は、今後もグローバル人材の育成のため、地域間連携を深め、教育・学術交流を推進していきます。

<国際連携課>