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医学部附属病院地域医療支援センターが第1回地域病院見学バスツアーを実施しました【11月21日(水)】

平成24年11月21日(水)、医学部附属病院地域医療支援センターが、第1回地域病院見学バスツアーを実施しました。

 これは、医学生養成の基盤整備や医学生の確保を図るキャリア形成プログラムのために、高田清式地域医療支援センター長と同センター高橋敏明副センター長が、現地病院の担当者と意見交換を行い、将来、地域医療を担う医師を目指す医学生に、早い段階から地域医療に従事するという意識をもたせるために始めたものです。

 快晴の昼下がり、医学科の2、3回生16人を乗せた見学バスは、医学部図書館前を出発しました。
 最初の訪問先である西条市立周桑病院では、雁木淳一院長から、病院概要の説明があり、その後、八木大放射線科医局長から、臨床研修ブログラムや症例画像の解説がありました。そして、生化学検査室、処置室、待合ホール等の院内見学を行いました。
 続いて、愛媛県立新居浜病院では、酒井堅院長から、病院の変遷と現状等の説明があった後、細菌検査室、救命救急外来、小児科病棟などの院内見学を行いました。
 参加者は、臨床研修の具体的な状況や地域の医療事情、医療連携などについて、興味深く聴き入っていました。

 見学を終えて、参加者からは、「初めて地域の病院を見学でき、とても良かった。」「地域の病院の医師不足を改めて考えることができた。」「地元に密着した中小病院の重要性を実感した。」「研修体制が整っていることを確認できた。」「地域ならではの温かさが伝わってきて、モチベーションが上がった。」などの意見があり、今回の見学は非常に好評でした。

 本センターでは、今後もこのような企画を実施し、県内医療機関と連携しながら、医学生の育成を進めてまいりたいと思います。 
 次回は、平成25年1月7日(月)に、南予地域の市立八幡浜総合病院と市立宇和島病院で、現地の医療関係者とのフリートーキングを含めた見学を予定しています。

<医学部>