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医学部附属病院がエイズ診療ネットワーク会議を開催

平成23年2月23日(水)18時から、愛媛県立衛生環境研究所において医学部附属病院主催の「エイズ診療ネットワーク会議」を開催しました。

 本会議は、平成19年4月に本院が愛媛県からエイズ診療の中核拠点病院に指定されたことを受け、平成20年度から県の委託事業の一環として実施しているものです。会議には県内でエイズ診療に携わる医師や保健師、医療ソーシャルワーカー、薬剤師など昨年を10人以上上回る44人が参加しました。
 会議では、本院総合臨床研修センターの高田清式教授の司会・進行のもと、初めに愛媛県保健福祉部健康衛生局健康増進課の菅悦子専門員から「HIV/AIDSの届出状況等報告」と題して、県内の届出患者数や感染経路を中心に報告がありました。

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 続いて、本院の高田教授から「第24回日本エイズ学会学術集会・総会に参加して」と題して、日本と世界のエイズ患者数の推移や愛媛県内のエイズ外来診療に関する調査の報告などがありました。
 会議後には特別セミナーと題して、高知大学医学部附属病院総合診療部の武内世生医師を招き、高知県におけるHIV診療の歴史から現状報告、またエイズ防止対策の取組みとして、高知大学ピアカウンセリング部の学生が製作・出演したビデオの紹介もあり、熱心にメモを取りながら傾聴する姿が見受けられました。
 講演終了後、活発に質疑応答が繰り広げられ、有意義な会議となりました。

<医学部>