お知らせ

「地域の元気を創造する!中四国ミュージアムフォーラム」を開催

「地域の元気を創造する!中四国ミュージアムフォーラム」を、農学部農山漁村地域マネジメント特別コースと日本ミュージアム・マネジメント学会の共催で、平成23年3月19日(土)、愛媛大学農学部大講義室で開催しました。

 県外・県内各地から65人の参加を得て、農学部 森賀 盾雄 教授の総合司会で進行し、熱心な報告・議論がなされました。
 はじめに、「地域と協働して、地域の未来を拓くミュージアム運動」と題する基調講演を常磐大学 塚原 正彦 准教授が行い、「収蔵・展示・集客」の従来型から「互助・自助・共助」による新たな「ふるさとミュージアム」への展開マネジメントの道筋を提案されました。
 その後、「別子銅山・知のフィールドミュージアム」「地域が大正ロマン“Another world”に触れる時」「ミュージアムとクリエイティブな余暇空間の構築」「石鎚山系学びのフィールドミュージアム構想と地域学芸員の養成」「坂の上の雲ミュージアムのフィールド展開」と題して、それぞれのミュージアム関係者による実践報告がなされました。
 続くパネルディスカッションでは、「ふるさと遺産の発見と活用」「地域学芸員の養成と地域の活性化」「地域と協働する博物館」を論点として、博物館とフィールド、さらにはクリエイティブ空間の創出をめざすミュージアム運動の展望をめぐる方向性を会場全体で確認してフォーラムを終了しました。

<農学部>