お知らせ

東北地方太平洋沖地震現地調査報告会を開催

平成23年4月13日(水)に、愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホールにおいて、東北地方太平洋沖地震現地調査報告会を実施しました。
120人の定員に対して、150人の参加をいただき、関心の高さを示す報告会となりました。

 まず、防災情報研究センター鳥居謙一センター長が、挨拶に引き続いて今回の東日本大震災の概要についてこれまでの東海・東南海・南海地震と対比しつつ説明を行いました。

 次に、国土交通省四国地方整備局等が組織した東日本大震災の影響に関する北関東エリアの現地調査団に加わった木下誠也教授より、宮城県の被災地域の惨状について、ハード面の重要性と併せて報告がありました。

 続いて、地震発生以降、たびたび関東地方や東北地方の被害調査を行っている森 伸一郎准教授より、関東地方沿岸部での地盤の液状化と各種構造物被害について、また、東北地方の被災地での聞き取り調査の結果について報告がありました。

 最後に、愛媛県防災局消防防災安全課主任の芝 浩次氏から、現地連絡員として、宮城県に派遣された際の支援調整の状況や、現地視察の結果についてご報告いただきました。
 これらの報告を聞き、参加者は被害の甚大さについて改めて認識を深めました。

 防災情報研究センターでは、教員が随時現地調査をおこなっており、被災地の状況を伝えていくために今後も定期的に報告会を開催していきたいと考えています。

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<防災情報研究センター>