お知らせ

農学部附属知的植物工場基盤技術研究センターの開所式を開催

農学部では、平成23年6月13日(月)、農学部構内および西条市に整備された知的植物工場基盤研究センターの開所式を開催しました。

 まず、農学部大会議室で行われた記念式典では、柳澤康信学長から挨拶があった後、来賓を代表して四国経済産業局地域経済部長鈴木晴光氏と愛媛県知事中村時広氏から、このセンターがわが国の植物工場研究拠点として研究の推進と人材の育成に貢献することを期待しているとの祝辞がありました。その後、仁科弘重センター長からセンターの概要説明がありました。
 引き続いて、研究・研修棟前でテープカットが行われた後、新設の太陽光利用型植物工場及び研究・研修棟の見学が行われ、ハイテク化された植物工場を前にして、活発な質疑応答が行われました。また、植物工場で育ったトマトが開所式に来られた方々に配られました。
 その後、農学部大講義室にて、仁科センター長、野口伸氏(日本学術会議会員、日本生物環境工学会会長、北海道大学教授)、古在豊樹氏(千葉大学前学長・客員教授、NPO植物工場研究会理事長)による記念講演会が開催されました。「日本のみならず、世界の食料生産を支える技術に発展する。」、「東日本大震災の復興にも一翼を担える。」など、植物工場に期待する意見が多く聞かれました。

<農学部>