無細胞生命科学工学研究センター・グリーン環境エネルギー部門の杉浦美羽准教授が日本女性科学者の会「2011年度 奨励賞」を受賞しました。受賞した研究課題は「水の酸化を伴った光合成によるエネルギー変換機構と分子構造に関する研究」で、その贈呈式、受賞記念講演会が平成23年6月19日（日）に学士会館（東京都千代田区）で開催されました。
今回の受賞理由は、「光合成電子伝達系の高効率なエネルギー変換のメカニズム解明につながる、生体膜タンパク分子光化学系II複合体の機能解明に向けて、複合体の単離、分子構造変化のための遺伝子組換え系の完全確立など、生物化学的、分光学的手法を組み合わせた独自の視点で研究を展開し、重要な基礎的な知見を報告してきた。将来のエネルギー問題解決に向けて、太陽光を最大限に利用するためにも研究成果に大いに期待が寄せられる。研究への情熱と熱意あふれる姿勢は真に評価に値する。」で、光合成の基礎研究の成果が高く評価されたものです。
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- 日本女性科学者の会「2011年度奨励賞」
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- 受賞者の杉浦准教授
＜プロテオサイエンスセンター＞