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農林水産省 平成21年度植物工場普及・拡大総合対策事業のうち「モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業」に採択

仁科弘重農学部教授らが、農林水産省の平成21年度植物工場普及・拡大総合対策事業のうち「モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業」に採択されました。

 平成22年1月25日(水)、柳澤康信学長、泉英二理事・副学長、石橋寛久宇和島市長及び長谷川寿愛媛県企画情報部長が出席して、記者発表を行いました。

 「モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業」とは、植物工場関連技術の実証・展示および研修を実施する拠点施設を整備し、整備された拠点施設における大学の運営・管理の下で、民間企業等のグループ化及び競争展示を通じた生産コスト縮減に向けた技術の実証と研修を通じた植物工場における栽培や経営を担う人材の育成を行うことを目的として、農林水産省が公募している事業です。

 本学では、宇和島市に植物工場拠点を設置し、植物工場技術の実証・展示・研修に関する事業を展開します。
 具体的には、総面積7776平方メートルの太陽光利用型植物工場を設置し、そのうちの大規模実証展示用施設(3888平方メートル)では、トマトの品種および栽培方法に関する実証試験を行う予定です。中規模実証展示用施設1(2430平方メートル)では、葉菜類の品目と栽培方法に関する実証試験、また、中規模実証展示用施設2(1458平方メートル)では、キュウリの品種と栽培方法に関する実証試験を行います。また、本拠点には、新しく開発された品目・品種に対する最適栽培方法の研究も期待されているため、育苗施設(1440平方メートル)を設置するとともに、研修施設(400平方メートル)も設置します。これらの施設は、技術実証・展示・研修、及び人材育成のための実習に利用します。

<社会連携支援部>