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防災情報研究センターが「総合防災フォーラム」を開催

 平成19年9月4日(火)、防災情報研究センター主催によるフォーラム「総合防災フォーラム−地域防災力を考える−」を愛媛県県民文化会館で開催しました。

 日本は地震大国です。毎月といっていいほどに地震がどこかで起こっています。災害時に一番大切になるものは地域住民が一丸となって助け合うことです。そのためにも、「自らの地域を自らで守る」をテーマに、地域防災力を上げるためには何をするべきか、自治体と地域がどう連携するべきかを考えるためにこのフォーラムを開催しました。

 はじめに、小松正幸学長が「災害はいつ起こるかわからない、だからこそセンターの一つ一つのデータを教訓にし、役立ててもらいたい。」と挨拶を述べ、次に国土交通省四国地方整備局企画部長の菊池良介氏と愛媛県防災局長の佐藤能理夫氏が来賓挨拶を行いました。

 続いて、内閣府参事官の池内幸司氏が「地震災害から命を守る」と題し、大規模地震対策の概要や津波対策について、また、新潟県中越沖地震での建物の倒壊状況や被災者の健康や生活状態について報告され、東南海・南海地震に向けて地域防災力の大切さについて講演されました。

 フォーラムでは、小学校や青年会議所など地域で独自に行っている防災教育や要援護者支援などの事例紹介があり、各自治体の参加者からも防災の取組について紹介がありました。

 最後に、柏谷増男防災情報研究センター長から、「今回のフォーラムは、事例紹介など防災に対する意識を高める貴重な機会となった。自分たちの地域は自分たちで守るという強い意識が大切。」と挨拶がありました。

 このフォーラムでは、県や市町、事業関係者など250人の参加があり、防災に対する関心をよりいっそう高めていました。

広報室