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四国遍路と世界の巡礼研究会が講演会「石見銀山の世界遺産登録と学術研究」を開催

平成19年10月20日(土)、愛媛大学「四国遍路と世界の巡礼」研究会が、愛媛大学研究開発支援経費(COE育成支援研究)の交付を受け、講演会「石見銀山の世界遺産登録と学術研究」を開催しました。

 これは、学術面から世界遺産に関する系統的・持続的な学習運動を展開することで、四国遍路の世界遺産登録に向けて地域の活動に役立てたいという構想を抱いている同研究会が「四国遍路と世界遺産」シリーズとして開催したもので、今回が第1回の講演会です。講師には、石見銀山歴史文献調査団長、城西国際大学大学院人文科学研究科客員教授、文化功労者である脇田晴子先生をお招きしました。

 講演会は、海外出張中の小松正幸学長に代わり、柳澤康信教育担当理事の挨拶、研究会代表の内田九州男法文学部教授によるこれまでの経緯説明や脇田先生の紹介の後、講演を行いました。

  島根県中部にある石見銀山は、今年6月、世界遺産の認定を受けました。脇田先生は、認定を受けるまでご尽力された方で、ご専門の中世の歴史のお話を交え、ご苦労されたことなどユーモアを交え講演されました。
 会場はほぼ埋まり、質疑応答の時間を待ちかねたように挙手が続くなど、関心の高さが感じられました。
 次回は、来年1月26日に国士舘大学イラク古代文化研究所の岡田保良教授をお招きして講演会を開催する予定です。

広報室