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第2回理科教育シンポジウムを開催

平成20年2月9日(土)教育学部大講義室において、教育学部理科教育講座主催の第2回理科教育シンポジウムを開催しました。

 教育学部理科教育講座では、理科教育の実践、教員養成、教員研修に焦点を当てて、未来の理科教育を支える理科教員について考えることを目的に、「理科教育を担う教員の現在−理科教員養成と教員研修を考える−」と題してシンポジウムを開催しました。

当日は、小・中・高等学校の現職教員、学生、教職員など約50人が参加しました。
はじめに、学校現場における実践例の報告があり、小学校理科の実践事例として、今治市立常磐小学校の村上圭司先生から「ゆめの昆虫を作ろう(3年)」、「単電池でプロペラを飛ばそう(4年)」、「おいしいスイカを収穫しよう(5年)」の報告がありました。中学校理科の実践事例では、八幡浜市立青石中学校の三好美覚先生が、楽しく、わくわくするミニ博物館のような理科室作りなどについて報告しました。高等学校理科の実践事例としては、松山北高等学校の矢野裕房先生から、SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)の実践や高大連携講義などについて報告がありました。

続いて、実践例の報告者や松山市教育委員指導主事、愛媛県教育総合センター研究主事がシンポジニストとなり討論会を開催し、教育現場から見た理科教育の課題や理科教員の教員研修、理科教員養成の望むことなどについて、時間を忘れて熱い討論を行いました。小・中・高等学校の現職教員や理科教員を目指す学生にとっては、とても充実した貴重な時間となりました。

広報室