!

重要なお知らせ

お知らせ

農学部で食育実習「お弁当コンテスト」を行いました

平成20年2月28日(木)、農学部において、食育実習「お弁当コンテスト」を行いました。

 この「お弁当コンテスト」は、愛媛大学教育改革促進事業(愛媛大学GP)にも選定されている『「愛媛大学食育士」サブカリキュラム』の食育実習の授業で行ったものです。

 コンテストでは、農学部の学生48人が10班に分かれ、それぞれのテーマを決め、食材の調達から調理まで、学生たちでやり遂げました。完成したお弁当は、食物繊維をテーマにしたものや、地産地消をテーマにしたもの、小学校低学年をターゲットにしたものなど、これまでの食育に関する講義で学んだことが予想以上に活かされており、審査員の教員たちも驚いていたようです。ゴボウを細かく刻んで入れたハンバーグや、地元愛媛のタコめし、ウサギの顔をしたご飯など、手の込んだお弁当がずらりと並び、各グループからプレゼンテーションが行われた後、試食が始まりました。

 気になる味の方は、いろいろと評価が分かれましたが、審査に加わった泉英二農学部長から、「この弁当に注がれた皆さんのパワーを感じました。とてもすばらしいと思います。」とコメントがありました。

 この「愛媛大学食育士」サブカリキュラムは、栄養学や健康増進のみならず、農学部の利点を活かし、農産品・水産品の流通や経済並びに食料問題、環境問題など幅広い知識を修得するとともに栄養学実験や食品衛生学実験等の実技を通じて実践的技術が修得できるものです。
 また、食物史・郷土食の分野や、さらに「食」について考える習慣を身につけ、食品の安全性、食事と疾病との関係、食品の栄養特性や組み合わせ方、食文化、地域固有の食材等を適切に理解するために必要な情報提供活動や地域における実践活動を行うための知識を身につけることができます。

農学部事務課学務チーム