平成29年9月5日（火）～9月8日（金）に福岡国際センターで開催された第78回応用物理学会秋季学術講演会中に行われた第10回JSAPフォト&イラストコンテストにおいて、大学院理工学研究科電子情報工学専攻2年の福田玲さん、同1年山本直也さん、石川史太郎准教授、松下 正史准教授、地球深部ダイナミクス研究センター大藤弘明教授、新名亨ラボマネージャー、入舩徹男教授らで応募した作品「ピラミッドダイヤ」が優秀賞を受賞しました。
同作品は、工学部と地球深部ダイナミクス研究センターで取り組む高温・高圧合成ダイヤモンドの半導体材料応用に取り組む研究を行う際、意図せず偶然発生したエピタキシャル成長と呼ばれる結晶合成現象によって出来上がったマイクロスケールのピラミッド構造に注目したものです。学会参加者の投票によって決定される同コンテストにおいて、優れたアート作品として今回の受賞に至りました。
出来上がったピラミッド構造を持つダイヤモンドは、これまでに非常に高純度な単結晶ダイヤモンドであることがわかっており、構造の美しさだけでなく、電子材料や、固くとがった構造材料としての応用も期待されます。
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- 応募作品「ピラミッドダイヤ」 ※一辺 20㎛
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- 受賞した福田玲さん
参考：応用物理学会のFacebook
https://www.facebook.com/OYOBUTURI/posts/892154644270364
＜大学院理工学研究科＞