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大学院連合農学研究科博士課程1年の秋田もなみさんが国際シンポジウムのBest Student Presentation Award を受賞しました。【9月23日(土)】
  平成29年9月22日~24日に東京海洋大学で開催された「日本水産学会創立85周年記念 国際シンポジウム」にて愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程1年の秋田もなみさんが、Best Student Presentation Awardを受賞しました。
 秋田さんの発表テーマは「様々な生息水温から得た7魚種のIコラーゲンの生化学特性およびその水温適応への役割」でその優れた発表に対し賞が授与されました。秋田さんは今後、低水温・高水圧環境に生息する深海魚のコラーゲンについても、その構造上の特徴と生化学的特性を結びつけていきたいとのことでした。そして深海魚コラーゲンが有する特性を利用した、新たな有用素材の開発を目指しています。
 コラーゲンは再生医療や食品、化粧品など様々な分野で利用されているため、今後の活躍が期待されます。
 
【秋田もなみさんからの受賞のコメント】
  和歌山県出身、高知県在住の秋田もなみです。今年の4月に社会人博士課程学生として愛媛大学大学院連合農学研究科に入学しました。配属先の高知大学の水産利用学研究室で、魚類のコラーゲンタンパク質とテクスチャーをテーマに研究を行っています。
 まずは指導していただいている足立亨介先生、森岡克司先生、それと社会人博士課程学生である私をいろいろな面でサポートしてくれている研究室のメンバーおよび職場の上司・同僚に心より感謝致します。
  今回の研究では魚類の「生息水温」とコラーゲンの「変性温度」、およびコラーゲンの「アミノ酸組成」の3つに着目して、各々の相関を見ました。学会では約2時間で12人もの先生方と意見交換ができ、有意義な時間となりました。得られた知見を基に、今後様々な研究に取り組んで行きたいと思います。
 
 

ポスター発表の様子