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令和4年度愛媛大学附属高等学校卒業式を挙行しました【3月1日(水)】

令和5年3月1日(水)、附属高等学校で令和4年度卒業式を挙行しました。

今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を徹底した上で実施し、1、2年生にはその様子がYouTubeにて各教室に動画配信しました。

卒業証書の授与、各種表彰の後、吉村直道校長から「本校での学びが、これからを生きる卒業生にとっての原風景になることを願っている。仲間や先生、家族との優しくあたたかな思い出が心の中にあってこそ、様々な問題解決に貢献していくことができる。この原風景を胸に、様々な地で多様な仲間と連携し活躍できる人になってほしい」と式辞がありました。

続いて、愛媛大学の佐野栄副学長から「グローバルな感覚を身に付ける機会が多くあった附属高校での学びを活かし、国際感覚や経験を卒業後もさらに高めてほしい。急速に変わりつつある国家間のパワーバランス、後退する民族間の相互理解、強まる二極化といった混沌とした世界情勢の中で、世界的な価値観を理解できるグローバル人材に成長してほしい」と挨拶がありました。

また、福積千博PTA会長からは「あらゆる場面で制約を受け、不安や葛藤の中、自分たちに今何ができるのかを模索し続けた3年間だった。世界に目を向ければ、戦争や災害など、自分にはどうすることもできない現実があるなど、人生は平坦な道ばかりではないが、この3年間で身に付けた、どんな状況にも対応するしなやかさと強さは確かな礎となり、これからの人生を支えてくれる。自分を信じて、堂々と新たな一歩を踏み出そう」との祝辞がありました。

在校生を代表して、生徒会長の稲田優希さんからの送辞があり、最後に卒業生代表の隅田美結さんが「変化や困難も、自由な発想で物事にチャレンジできるチャンスだと捉えることができる。私達がこれから歩んでいく道は決して楽なものではないが、制限された状況の中で培った、強い信念を持ち変化を受け入れていく力は、私達の人生における大きな糧となる。今後も様々なことに挑戦し、未来への希望を胸に、新たな世界へと踏み出してゆきたい」と力強く答辞を述べました。

3年間の生活を振り返って涙を流す生徒も多く、共に歩んだ生徒たちの様々な想いが伝わってくる、すばらしい式典となりました。

<附属高等学校>