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お知らせ

令和4年度愛媛大学附属学校児童生徒等表彰式を挙行しました【3月6日(月)】

令和5年3月6日(月)、愛媛大学E.U. Regional Commons3階の地域サステナビリティスペースにおいて、令和4年度附属学校児童生徒等表彰式を挙行しました。

本表彰は、以下に該当する児童生徒等に対し、学長が表彰するものです。
・国、地方公共団体その他の公的機関又はこれらに類する団体が実施する各種の大会又はコンクール等において、優秀な成績を収めた場合
・社会奉仕活動等において、公的機関等から表彰を受け、顕著な活動が認められる場合
・人命救助、犯罪防止又は災害防止等で公的機関等において表彰された場合
・その他上記事由と同等以上の表彰に値する行為等があったと認められる場合

表彰式では、まず、被表彰者として教育学部附属中学校3年の星野みらいさん、コーラス部、附属高等学校のプラガールズ5人及びスポGOMI甲子園出場者3人が紹介され、仁科弘重学長からの表彰状及び記念品授与、学長祝辞、記念撮影の後、被表彰者と学長の懇談が行われるなど、終始和やかな雰囲気のうちに閉式しました。
附属学校園では、今後も様々な分野で活躍する子どもたちの教育に努めてまいります。

被表彰者の紹介

教育学部附属中学校

3年生 星野みらいさん

星野さんは、今年度、下記のとおり各種陸上競技大会に出場して数々の結果を残したほか、女子陸上競技部の主将としても抜群のリーダーシップを発揮し、誰からも信頼されるリーダーとしてチームをけん引しました。

〇松山市及び愛媛県大会

第76回松山市中学校総合体育大会(令和4年6月)
※3冠達成、女子陸上競技部11年連続優勝に貢献
・女子3年100m優勝
・女子200m優勝
・女子4×100mリレー優勝
第68回全日本中学校通信陸上競技愛媛県大会(令和4年7月)
※全国大会出場権獲得
・女子3年100m優勝
・女子200m優勝
 ※愛媛県中学歴代2番目の記録
第74回愛媛県中学校総合体育大会(令和4年7月)
※女子陸上競技部総合優勝、全国大会出場権獲得
・女子3年100m優勝
 ※愛媛県中学歴代2番目の記録
・女子200m優勝

〇全国大会

第68回全日本中学校通信陸上競技大会        ・女子200m4位入賞
・女子3年100m8位入賞
第49回全日本中学校陸上競技選手権大会
(令和4年8月、福島県)
・女子200mB決勝優勝
いちご一会とちぎ国体(令和4年10月、栃木県)・少年女子B100m
・成年少年女子共通4×100mリレー
※いずれも準決勝進出
第53回ジュニアオリンピックU16陸上競技大会
(令和4年10月、愛媛県)
・女子150mB決勝2位
みんなでつなごうリレーフェスティバル2022
第106回日本陸上競技選手権大会・リレー競技
(令和4年10月、東京都)
・U16女子4×100mリレー出場
※愛媛県中学新記録樹立
コーラス部

コーラス部は、今年度、合唱の二大コンクールと称される下記コンクールにおいて全国大会出場を果たし、それぞれ受賞しました。

第89回NHK全国学校音楽コンクール
(令和4年10月、東京都)
優良賞       
第75回全日本合唱コンクール
(令和4年10月、青森県)
銀賞

コーラス部が上記コンクールの全国大会同時出場という快挙を果たしたのは、実に22年ぶりのことです。
今年の3年生部員は、1年次のコンクールが新型コロナウイルスの影響で全て中止となり、ステージに立つ機会が全くありませんでした。2年次は二つのコンクールで四国大会出場を果たしたものの、四国大会では県大会時の音源を使った審査となり、練習の成果をステージで披露することなく終わってしまいました。
最終学年となった今年も、新型コロナウイルスの感染拡大により、夏のコンクールは全員でステージに臨むことが難しい状況が続きましたが、二つの全国大会では全員でステージに立ち、附属中学校の歌声を会場に響かせることができました。

附属高等学校

プラガールズ(村上陽向さん、近藤百々花さん、門田未来さん、廣江実采さん、藏野美結さん)

附属高等学校理科部で、海洋マイクロプラスチックごみや生分解性プラスチック等の研究に取り組んでいる「プラガールズ」の5人は、「第11回イオンエコワングランプリ」(令和4年12月)の研究・専門部門において、「海洋マイクロプラスチック汚染の実態調査と解決に向けての活動」をテーマに研究発表を行い、最優秀賞である「内閣総理大臣賞」を受賞しました。これを受けて、令和5年2月には愛媛県知事から「愛顔(えがお)のえひめ賞」が授与されました。

また、愛媛県総合科学博物館で開催された「第36回愛媛県高等学校総合文化祭」(令和4年11月)の自然科学部門では、「細菌由来の海洋生分解性プラスチックの実用化に向けて」をテーマに発表を行い総合1位となり、愛媛県代表として、令和5年7月に鹿児島県で開催される全国高等学校総合文化祭への出場が決まっています。

さらに、「生物多様性の日2022国際シンポジウム」(令和4年5月)、「第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議」(令和4年7月)などの国際会議ではパネリストとして発表し、国連大学HPから日本語と英語の環境メッセージ動画を世界に向けて発信するなど、国内だけにとどまらず、国際的な情報発信も行っています。

本研究テーマはSDGsに密接に関わるもので、今後は連携校、大学、行政、企業、マスメディア及び各種団体との連携からシナジーへの発展が大いに期待されます。

スポGOMI甲子園(山村龍之介さん、臼坂奏音さん、長谷川喬一さん)

「スポGOMI甲子園」とは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクトで、海洋ごみ問題への気付きをテーマに「高校生ごみ拾い日本一」を競い合う大会です。
表彰対象者の3人は、昨年度、「スポGOMI甲子園2021決勝大会」(令和3年12月)に愛媛県代表として出場し、全国各地の予選を勝ち抜いた代表30チームによる激戦を制し、見事全国優勝を果たしました。そして、このことが環境保全に貢献したと評価され、令和4年3月に松山市長から「きらめき松山市民賞」が授与されました。

続く今年度も「スポGOMI甲子園2022愛媛県大会」(令和4年10月)に出場し2連覇を達成し、「スポGOMI甲子園2022全国大会」(令和4年12月)への連続出場を果たしました。全国大会には35チームが出場し、連覇は叶わなかったものの準優勝を飾りました。
以上のとおり、3人の活躍は、本校生徒をはじめ多くの人にSDGsや海洋の環境問題に目を向けてもらう大きな契機となりました。

集合写真

(後列)左から附属中学校 三棟優子教諭、附属中学校 坪内道広主幹教諭、附属中学校 大西義浩校長、佐野栄副学長、附属高等学校 吉村直道校長、附属高等学校 大西倫紀教諭、附属高等学校 中川和倫講師
(中列)左から村上陽向さん、近藤百々花さん、門田未来さん、廣江実采さん、藏野美結さん
(前列)左から森口愛未さん、星野みらいさん、仁科弘重学長、山村龍之介さん、臼坂奏音さん、長谷川喬一さん

<教育学生支援部附属学校園事務課>