国際連携推進機構では、令和5年12 月12 日(火)~14 日(木)の3日間、海外の4つの大学とオンラインの交流プログラムを開催しました。本プログラムは、学内での国際交流の機会を増やすとともに、相手校の学生に本学をよりよく理解してもらうことを目的としています。
今回参加したのは、ゴロンタロ州立大学(インドネシア)、英語外国語大学(ハイデラバード、インド)、サクラメント州立大学(アメリカ)、ワシントン大学バゼル校(アメリカ)からの学生計40人と、本学の日本人学生及び留学生計24人です。
1日目は、法文学部の中川未来准教授が、「瀬戸内海が育てたナショナリズム」と題し、1890年代の食塩の貿易と漁業の歴史を例に挙げて講演しました。続いて、法文学部の今泉志奈子教授が日本の和歌と海について講演しました。
2日目は、愛媛県美術館の喜安嶺主任学芸員と、国際連携推進機構国際教育支援センターのヒディング・アドリアナ助教が、内海にインスピレーションを受けたアートについてワークショップを行いました。
最終日は、本学法文学部のブズレン・サミさんが内海の考古学的発見についてワークショップを行い、瀬戸内海の歴史のダイナミックさについてプレゼンテーションしました。また、その他3人の本学の留学生による日本社会についてのプレゼンテーションとディスカッションが行われました。続いて、サクラメント州立大学の学生が、アメリカの国立公園と日本の国立公園について発表しました。5つの異なる教育機関の学生たちが参加したことで、さまざまな背景や考え方があり、プレゼンテーションで提起された問題に対して、真のグローバルな視点を持つことができたオンライン交流となりました。
国際連携推進機構は、今後もキャンパス内で国際交流の機会を数多く提供していきます。
<国際連携推進機構>