令和6年9月30日(月)、JR四国と四国4国立大学(愛媛大学、徳島大学、香川大学、高知大学)が連携事業として行っている「地域観光チャレンジ2024」成果発表及び最終審査会が愛媛大学で開催され、本学からエントリーした社会共創学部の「Team Mitsuhama」が金賞、「はだか麦班」が銅賞を受賞しました。この結果を受けて、令和6年10月16日(水)に、両チームが仁科弘重学長に報告を行いました。
第7回目となる今年度は、4大学合わせて13チームがエントリーし、各大学の学内選考で選出された2チームの計8チームが成果発表を行いました。
「Team Mitsuhama」は、「三津浜まったり移住キブン~人のやさしさに触れる旅~」をテーマとして、松山市三津浜の地域資源を活かしたまちづくりに注目した企画で、歴史文化に触れながら、多様な訪問先での地域住民との交流を通じて新たな魅力を発信するとともに、将来的な移住定住も意識した企画を発表しました。
「はだか麦班」は、「あなたに届け、はだか麦」をテーマとして、愛媛県が37年連続ではだか麦生産量全国1位である強みを生かし、東温市、松前町ではだか麦の生産、加工の過程を食べ歩きながら体験する企画を発表しました。
審査は、「本物性・物語性・実現性・持続性・新規性・協働性」の6つの基準で行われ、本学の「Team Mitsuhama」、「はだか麦班」のほか、香川大学のチームが銀賞及び銅賞を受賞しました。
なお、今回成果報告が行われた8つのプランは、来年3月以降にJR四国から市場展開される予定です。
地域観光チャレンジとは
四国4国立大学(愛媛大学·・徳島大学・香川大学・高知大学)と四国旅客鉄道株式会社 (JR四国)は、平成29年9月に四国の地域活性化をめざし、地域振興・観光振興・人材育成について連携協力する協定を締結し、地域に人を呼ぶ旅行プランの企画を進めています。その具体的な取組が「地域観光チャレンジ」で、各大学の学生が地域の資源を調査し、それを地域振興や観光振興の素材として付加価値を付け、地域に人を呼ぶ観光ツアープランを提案し、JR四国が旅行商品として市場展開を行っています。
<地域協働推進機構>