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お知らせ

三浦教育振興財団奨学生が海外研修に参加しました

 平成27年7月31日(金)〜8月11日(火)、三浦教育振興財団奨学生が海外研修に参加しました。
 公益財団法人三浦教育振興財団は、平成2年4月に(故)三浦保氏により、「優れた才能と自ら学ぶ意欲を持ちながら、経済的理由により修学困難な学生を援助し、地元愛媛県における教育振興に役立ちたい」という思いから設立されました。本学でも多くの学生が三浦教育振興財団から奨学金を受け、充実した学生生活を過ごしています。
 また財団では、海外での現地生活を体験し見聞を広め、将来の国際化・情報化に役立てるために、奨学生が海外研修に参加できる制度があります。  今年度は、本学から理工学研究科2回生の髙市祐貴さんがカナダを訪れました。教員志望の髙市さんは、自らの見識を広げ、新たな価値観を学び実践すると共に、次の世代の人たちにも教えられるようになりたいという目的で本研修に参加しました。以下は、髙市さんからの報告です。
 到着した日から4日目まではトロントに滞在しました。トロントでは主に博物館、チャイナタウン、水族館に行きました。博物館はとても広く、時間内に全てを見終えることはできませんでした。しかし、剥製の展示はとても魅力にあふれていて、絶滅した生き物などの生態に思いを馳せることができました。
 5、6日目はナイアガラ滞在です。初めて見るナイアガラの滝は、轟音を響かせ、空高く水しぶきを上げている姿からは力強さを感じました。また夜はライトアップされて賑やかさがあり、朝は朝日に照らされて荘厳さを醸しているなど、時間により雰囲気が変わっていました。またカナダからアメリカが「見える」ということが印象的でした。日本のような島国にいると、他国は見えるということはあり得ませんが、ここでは違いました。

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ホームステイ先で

 7日目から最終日まではホームステイです。人生で初めての「日本語を聞かない日」でした。ホームステイ中はホストファミリーとラフティングをしたりショッピングモールで買い物をしたり、自宅のプール掃除をしたりとカナダの日常生活を楽しみました。
 髙市さんから、「英語のコミュニケーションでは言葉が見つからず困ったり、聞きとれず何回も聞き返したりすることもありましたが、サポートを得て会話を続けることができました。そのおかげで多くのことを学び、有意義な時間を過ごすことができました。」との感想がありました。また「異なる価値観を持つ人との交流を楽しく思える生徒を育てるように、勉学に努めていきたいと思います。」と抱負を述べていました。  このような機会を与えていただきました三浦教育振興財団の方々に本学から感謝申し上げますとともに、髙市さんには財団の目的である国際化を担う人材になっていただきたいと思います。