お知らせ

「留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション」授業の成果発表会を開催しました【9月15日(金)】

2023年9月15日(金)、国際連携推進機構留学生就職促進プログラム推進室は、「留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション」授業の成果発表会をメディアホールで開催し、プログラム受講生、企業、教職員などオンライン参加も含めて、41人が参加しました。

本授業は、留学生、日本人学生、県内企業4社(㈱愛亀、アビリティーセンター㈱、道後プリンスホテル㈱、オオノ開發㈱)からの社員がチームを組み、講義での学びやグループワーク、企業でのインターンシップを通して企業のSDGs課題の解決に向けて探求する授業です。7~9月にかけて行われた授業やインターンシップの成果発表会では、各チームの学生が現場でのインターンシップを通じて見つけた企業のSDGs課題と、その解決策について提案を発表しました。

当日は、これまでメンターとして学生に携わった社員だけでなく、役員の方々も参加し、各チームの発表を「企業理解」、「SDGs課題を明確に提示できているか」、「実現可能性」など5つの基準で審査を行いました。その結果、リチウムイオンバッテリーのリサイクルや社員のやりがい、働きがいについて発表したオオノ開發チームが第一位に選ばれました。

企業の方からは、「SDGsとビジネスの在り方という切り口は大事なものだと思います」という声や、「文化や価値観の違いによるものの見方、理解し合う努力や積極的に会話をする勇気の大切さを感じました」という感想がありました。学生からは「異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と協同することで、彼らの視点や価値観に触れる機会が得られました」という意見や、「文化や言語の違いがあり、苦労しましたが、それ以上に、それぞれの背景の違いを理解した上で協働することで大きな達成感を得られると学びました」といった声がありました。言語や文化の違いを感じながらも、それぞれの違いを理解し、尊重し、協力してグループワークや発表の準備を行ったことで、異なる文化や価値観を受け入れる大切さを学び、よりよいインターンシップになったことが伺えます。

長期間にわたりご参加くださった企業の皆さまに感謝するとともに、今後も、留学生にとってよりよい就職支援を行っていくよう努めてまいります。

<国際連携支援部>