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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2021.12.20
地元で半導体の研究を

奥嶋 正浩

●大学院理工学研究科(工学系)(令和2年度入学)
●愛媛県立松山北高等学校

 私が愛媛大学を選んだのは、通っていた高校から近く、地元の大学だったからです。今思うと、かなり漠然とした進路決定だったと思います。大学で何かやりたいことがあった訳ではありませんが、講義で半導体について知り、興味を持ちました。その後、半導体の研究室に配属してもらい、ナノワイヤについて研究するようになりました。ナノワイヤとは、その名の通りナノサイズのワイヤで、次世代の半導体デバイスとして期待されています。私は、このナノワイヤを光ファイバー通信の発光素子にできないかと、研究に取り組んでいます。研究は上手くいかないこともありますが、その時は原因を探して改善し、次の実験に生かしていきます。研究が上手くいったときや、自分の研究が評価されたときはうれしく思います。

 大学では、研究だけでなく、サークル活動や課外活動に参加することもできます。私は、テニスサークルに所属しており、毎週テニスをすることでストレスを解消していました。このような活動を通して、様々なことを学び、人と繋がりを持つことができたと思います。

 今、大学への進路で悩んでいる人の中には、大学での明確な目的が無い人も多いと思います。私もその一人でしたし、入学当初は、自分自身が半導体に興味を持ち、研究をするとは思ってもみませんでした。しかし、今はやりたいことが無い人でも、愛媛大学でやりたいことがきっと見つかるはずです。愛媛大学であなたが没頭できるものを見つけ、充実したキャンパスライフを送ってください。

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